母乳実感がリニューアル
どうも、仕事人間を卒業して家庭との両立を目指すそらひろです。
それは2月の初めのこと…
妻から「母乳実感がリニューアルするらしいよ」とお知らせを受けました。
母乳実感といえば、ピジョンが発売している国内トップシェアを誇る哺乳瓶。
母乳育児と併用しやすいよう、乳頭混乱を起こさない設計になっています。
なんでも今までの母乳実感は2代目で、今回は11年の歳月を経て3代目へのリニューアルだそう。
そんなお話を聞いた私。
その手元には…
「いや、2代目買っちゃったよ」
今までは「母乳相談室」を使っていましたが、成長に伴い母乳実感を購入したばかりでした。
しかし、11年ぶりに新しくなったという3代目も気になる…。
どうしようかと悩んだ結果…。
せっかくなので3代目も購入しました。
まぁ、予備があったほうが安心だし…(言い訳)
我が家に2代目と3代目が揃い踏みしております。
観察して比較
せっかく新旧が揃っているので、私はその違いがどれほどのものなのかを知りたくなってきました。
ということで、2つを比較してみましょう。
高さ
こうして並べてみた時に最初に気づくであろうポイントは、高さが違うことですね。
左の3代目の方が2代目より、低く太いボトルになっています。
2代目よりも倒れにくくなり、同じ容量でもよりコンパクトになっている印象を受けます。
公式サイトには持ちやすくしたとの記述がありました。
スクリュー
バラしてみると、スクリュー部分も改良がされていました。
3代目のスクリュー部分は途中で途切れている形です。
少し調べてみましたがわからなかったので、素直にピジョンさんに問い合わせてみました。
するとこんな回答が
ということで、スクリューの途切れは海外仕様に対応するためのものでした。
ピジョンさんご回答ありがとうございます。
シリコン乳首
ラッチオンデザイン
一番大事な要素であるシリコン部分を見てみます。
形での大きな変化はありませんが、3代目には赤ちゃんが乳首を咥えるときの目安ラインがデザインされています。
ライン付近に唇がくるまで咥えさせればいいということですね。
やわらかさがアップ
シリコンは2代目と比べて、さらに柔らかいものになっています。
見た目では分かりませんが、実際に触ってみるとその違いはハッキリ。
3代目の方が本物の乳首の柔らかさに、より近くなっているようです。
息子に使って比較
さぁ
では、実際に息子に2つの哺乳瓶で飲んでもらって、その違いを比較してもらいましょう。
2代目母乳実感
まずは2代目から。
息子さんお願いします。
うーん、可愛い。
現在使っているものなので、見慣れた光景です。
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3代目母乳実感
では、新しくなった3代目母乳実感を試してみます。
息子さんお願いします。
写真では隠れていますが、ラインがあるので咥えさせる目安がわかりやすいですね。
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どうでしょうか?
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その違いは?
「見た目じゃ違いがわかんねぇ!!!」
息子に使い心地の違いを聞くこともできません。
詰みました。
この企画が頓挫する雰囲気が漂ってきます。
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それならば…
「………よし。」
決心しました。
「自分で飲んで確かめてみよう!!」
そうです、自分で確かめればいいんです。
親たるもの子供がどのようなものを使っているのか、子供の立場になって考えなければなりません。
大丈夫です(?)経験ならあります。
大人になって哺乳瓶を使うことになるのは、友人の結婚式の2次会で「哺乳瓶ビール早飲み対決」をやらされて以来2回目です。
あれ、全然ビール来ないし美味しくないんですよ…。
比較方法
というわけで、やっていきましょう。
せっかくなので今まで使っていた「母乳相談室」も用意しました。
それぞれ40mlの牛乳を入たものを飲んで、かかった時間や飲み心地を調べていきます。
実際に飲んで比較
母乳相談室
まずは、生後から使っていた母乳相談室から。
こちらは赤ちゃんが上手に母乳を飲めるようになるための、トレーニングが目的に作られた商品です。
では、いってみましょう。
謎の緊張感があります。
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「ぜんっぜん出てこねぇ!!」
本当に少しずつの量しか出てきません。
さすがトレーニング用。
全力で挑みましたが、40mlを飲み終えるのに2分ほどかかりました。
飲み終わった後は口周りの筋肉が痛かったです。
赤ちゃんの吸引力、侮っていました。
君たちは既に逞しいのね。
改めて、2代目
次に母乳実感の2代目、いってみましょう。
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ふむふむ。
「さっきよりミルクが出てくるーー!!ラクーー!!!」
一回で出てくるミルクの量と勢いが全然違う。
先ほどの出てくる量に慣れると、今回の量と勢いにびっくりします。
うちの子も初めて母乳実感を使ったときは、口からミルク溢れていました。
そりゃそうなるなと納得です。
今回は口周りの筋肉も無事。
ということで、断然スムーズにミルクが出てきてくれます。
かかった時間は40秒。
先程より半分以上早い時間ですね。
続いて3代目
では、満を辞しての3代目を。
果たして2代目と比べて違いは感じれるのか?
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「なるほどねぇ〜〜〜〜〜」
確かに2代目と違う!
もちろん「母乳相談室」との違いほど大きなものではないですが、しっかり進化しているのが感じられますね。
上顎と舌で挟み込みミルクを出すワケですが、その力が無駄なく伝わっていくのでより効率的にミルクが出てきます。
3代目を試した後だと、2代目では挟み込むときの力が傾斜に沿って逃げてしまっているのが感じれました。
全て飲み終わる時間も、前回より10秒早い30秒でのフィニッシュです。
やってみるものですね、違いが分かってスッキリしました。
結論
というわけで今回の検証結果です
2代目よりも3代目はシリコンが柔らかくなっており、挟み込むときの力が無駄なく伝わるので、より効率的にミルクが出てくるようになっていた!
おわりに
普通に飲み物を飲んでいる私たち大人。
対して、赤ちゃんは必死にむしゃぶりついてミルクを吸っていると考えると、その風景がより愛おしいものに見えてきます。
疑問に思ったことを自分で検証したのは、しっかりとその違いを身をもって感じることができたので楽しかったです。
また気になることがあったらやってみようかな?
息子に感想は聞けないですからね。
では。
【追記】3代目でできること見つけた
この記事を書き終えてしばらく経った頃。
もうひとつ、2代目と3代目の違いを発見しました。
それがこちらです。
ご覧ください
おわかりでしょうか?
3代目の太さなら、腕枕している腕でそのままミルクをあげられるのです!
その姿はまさにスタイリッシュ。
あぐらと腕枕で赤ちゃんの体を固定して、その手で哺乳瓶を赤ちゃんの口元へ。
両手を使わないとミルクをあげられなかったあの頃におさらばです。
これ、2代目だと細くて口元まで届いてくれないんですよ!
これにより片手がフリーになります。
すごいぞ!3代目母乳実感!!
私の腕の長さと赤ちゃんの大きさ。
見事に噛み合ったことで生まれたこの違い。
こんな奇跡があろうとは…。
もちろん個人差ありです。
以上です
では、今度こそさようなら
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