今回は家庭の料理についてのお話
飲食業の方も、もちろん読んでいただきたいのですが
そのパートナーの方にこそ読んでいただきたい内容となっております。
特に付き合ってまだ日が浅い方々ですかね?
声を大にして言いたい
というわけで、もうタイトルが全てを物語ってるわけですけれども…
基本的に1日3食365日
人はご飯を食べます。つまり毎日。
食事は人間が生きていく上で不可欠なものです。避けては通れません。
そしてあなたの恋人は料理人です。食事を作るプロです。
あなたは、そんな食のプロに対して料理を作れますか?
理由は後にして、結論から言います。この文章を通して、私が伝えたいこと。
それは
ぜひ、作ってあげて欲しい!!!!
です。
不安なのはわかりますが…
そりゃプロに対して自分の手料理を出すのプレッシャーですよね。
口に合わなかったらどうしようとか思っちゃいますよね。
わかってますとも。十分わかってるつもりです。
でも、それでも作ってあげて欲しいんです。
だって好きな人が自分のために作ってくれた料理です。普通嬉しいでしょう。
料理が口に合わないかもしれない?ご安心を。
料理人だからって毎日クオリティーの高い、手の凝ったものばかり食べてるわけじゃありません。
料理人だってプライベートでファストフードぐらい食べます。たまに食べるジャンクフードはうまい。
あなたの目の前、リビングでごろごろしてる人は貴族ではありません。
料理人ですがただの人です。
料理人だからこそ…
また、「料理人だからこそ」作って欲しいとも思うんです。
私たち料理人は、仕事で何十人、場合によっては100人を超える分の料理を仕込んで、仕上げて、振舞ってるわけです。
だから料理の手間も、大変さも人一倍理解しています。
人に料理を作ってもらうありがたさをよくわかっているんです。
他の業種の方より感謝の気持ちを持ってくれますよ。
料理に対して感謝の気持ちがないようなヤツは激おこです。
ちなみに、休日は全く料理しないって料理人も割といますからこれまたご安心を。
作ってもらう側の心得
で、これは作ってもらう側の料理人に対して、もし当てはまってたら言いたいんですが….
「作ってもらってるんだから聞かれてもいないのにあーだこーだ上から言うな。仕事じゃねーんだ。」と
親切心のつもりかもしれませんが、あんまり口を挟まない方がいいですよ。
聞かれたらアドバイスしてあげましょう。
相手はそんな態度されたら作る気なくなっちゃうかも
相手は部下じゃないんです。恋人です。
さて、作る側にお話を戻しまして。
最後に
日本の料理界に強く貢献した偉人、元帝国ホテル料理長の村上信夫シェフは言いました。
「一番美味しい料理とは、他のどんな料理よりも気持ちが篭っている、お母さんの料理だ。」
親以外にその料理が作れるのはあなただけでしょう。
恋人はあなたの手料理を求めていますよ。
では。
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