どうも、仕事人間を卒業して家庭との両立を目指すそらひろです。
この度、私たちの息子くんは、つけた名前を変える手続きをする事となりました。
読み方はそのままで、名前の漢字だけを変えます。
提案者は、ウチの妻。
ある時、とても深刻な顔をして私に話してきたのです。
私は「名前を変えたい」という相談を受けた時、とてもビックリしました。
ですが、その理由を聞いて、どのようにしたいのかを聞いた結果、私も納得できたので同意させてもらいました。
改名後の漢字も、より良い意味が込められていましたしね。
それを聞いた妻は本当にホッとした、安堵の表情を浮かべました。
私にこの相談をする事、どんな反応をされるか本当に怖かったんだと思います。
そうして、準備のため改名について調べていくと、なかなか興味深い事があったので、このように記事にさせていただきました。
この【赤ちゃんの命名、及び改名】については、ぜひ夫婦で知っておいた方がいいことだと思います。
我が子に一生ついてくる、大切な名前のお話。
心してご覧ください。
そもそも改名ができるのか
「そもそも、変えたいからといって名前が変えられるのか?」
これは、みなさんが抱く当然の疑問かと思います。
結論から言いますと【名前を変えるのは可能】です。
ただ、絶対に改名できるということではありません。
家庭裁判所に改名の手続き書類を、改名したい理由を記載したものと一緒に送付して、承認されれば改名する事ができます。
この審査、生まれたばかりの子供は、比較的審査を通りやすいようです。
まだ、そこまで名前を使って手続きしていない状態ですので、労力的にも大変ではないからかなと思います。
命名後に名前の変更を考えるのは、9割が女性
命名後に「やっぱり名前を変えたい」と思うのは、その9割が女性のようです。
考えられる要因はいくつかあります。
産まれる前から決めていたものの、名付けたら違和感を覚えた
やはり名前は、ある程度考えておくご家庭が多いと思います。
ですが、いざ産まれた我が子を見ていると「なんだか付けた名前のイメージにそぐわないかも…」
そんなことが頭をよぎって、離れなくなってしまう方がいるようです。
産後は怒涛の日々で、ゆっくり名前を決める心の余裕がない
女性は出産という人生最大のイベントを終えたと思ったら、その傷ついた体で、すぐさま産まれた赤ちゃんのお世話をしなければなりません。
出産からの日々というのは、本人にとっては怒涛なものとなるでしょう。
メンタルも大きく動く時期なので、冷静な判断というのは、いつもより難しいのかもしれません。
出生届を出すのにも、提出期限があります。
ですから、急かされるような感じで名前を決めることになってしまう場合があります。
旦那さんが強く希望している名前に押し負けた
例えば、息子に自分の好きなスポーツをやらせたい旦那さんが、子供にそのスポーツにちなんだ名前をつける。
こういったように、旦那さん側が既に強く望んだ名前がある場合、奥様のほうが押し負けてしまうということです。
奥様の方が納得しているのならいいのですが、自分が特に好きでもないスポーツや作品だと、愛着が湧きづらそうですよね。
個人的には、その子の将来を決めつけるような、スポーツにちなんだ名前にするのは好きではありません。
侮ってはいけない、名前の違和感によるストレス
最初はだんだん慣れるだろうという感覚に
上記のような理由から、名前に違和感を持つようになった方々。
大抵は「だんだん慣れていくのだろう」という感覚の方が多く、そのままその感情を放置する方が多いようです。
気になり始めると止まらず、名前の後悔は消えない
ですが、一度気になり始めたら最後。
なかなかその思いを消すことはできません。
ウチの妻もそうでしたが、毎日密かに1人悩み続けていました。
毎日毎日、一生懸命面倒を見ている、かわいいかわいい我が子の大切な名前に関することですから、無理もないでしょう。
人に相談しづらい
そうして抱えてしまった悩みは、なかなか相談がしづらいことになっています。
【つけた名前を変える】ということは、なんだか良くないことや、やってはいけないことのように捉えられてはいないでしょうか?
1度決めたことを変えることに、抵抗や迷いが生じるからこそ、辛いんじゃないかなと思います。
また、これは身近な人間にこそ相談しづらい悩みではないでしょうか?
私自身、身近では全く聞かない話でした。
ですが、こうして調べてみると、ネットでは意外と多くのお母さんたちが、名前について悩んでいたのです。
1人で悩みを抱え込むことによって、そのストレスはどんどんと大きくなってしまいます。
旦那さんが断固拒否という対応をする
意を決して旦那さんに相談をしても、拒否されてしまう例も多々あります。
元々、旦那さんが強く希望した名前を変えたいとした場合もそうだとは思いますが。
感覚ですが、男性の方が1度決めたことを変更するのを嫌う傾向があるように感じます。
言葉がよくないかもしれませんが、1度決めた名前を変えることは【すごくめんどくさい】と捉えられしまいそうです。
精神を病んでしまう方も…
悩みながらも時は過ぎていき、でも悩みは消えないままで…。
日々、ストレスに感じ続ける。
ネットでそういったお悩みを見ていて、衝撃だったのが
これが原因で精神を病んでしまい、精神科に通うまでになってしまったという方がいたことです。
他人からしたら大したことないのかもしれませんが、本人からするとそれくらい大きな悩みだったということ。
子供だけではなく、これからの家族の生活にも大きな影響を与えてしまいます。
このことに関して私は驚きましたし、この記事を書く大きなきっかけの1つとなりました。
夫婦でどのように対応するべきか
違和感を覚えたならすぐに相談を
悩んでる側としては、理由はどうあれ、まずはパートナーに相談しないことには始まりません。
相談するまでの期間が長いほど、その一歩を踏み出しにくくなりますし、ストレスを長い間持っていることになります。
相談を受ける側は真摯に聞いてあげる
そして、何より大切なのが、相談を受ける側の対応です。
大袈裟ではなく、今後の夫婦生活に関わってくると思います。
どうか、頭ごなしに否定するのではないように。
しっかりと理由を聞いて、落ち着いて話し合いをしてください。
【めんどくさいから】【なんとなく1度決めたことは変えたくない】という感情になるのかもしれません。
ですが、相談してきたパートナーはここまでに、散々悩んで、そして意を決して、相談してきています。
どうかその思いを汲み取って、真摯に話を聞いてあげていただきたいです。
お互いが納得のいく答えを
なぜ名前を変えたいのか。
なぜ名前を変えたくないのか。
お互いに感じていることを共有して、より良い答えを見つけていただきたいと思います。
自分の思いを相手に押し付けることではなく、2人で納得した形で結論を出して欲しいですね。
2人の間に生まれた子供の名前ですから。
おわりに
妻が私に相談してくれた時
妻は緊張で顔が強ばり、涙ぐんでいました。
そうして、私が了承をした際には、驚いた後に安堵の表情を浮かべていました。
きっと、想像ではよくない反応が返ってくる事を覚悟していたのでしょう。
相談してくれてありがとうね。
そんなこんなで、うちの子は、より良いと思える名前にアップグレードしようと思います。
とにかく驚いたのが、子供の名前変更に関して、なかなかの人数が悩んでいることでした。
ですから、この記事は悩んでいる方はもちろん、その周りの方々にも届いて、そして理解を示して欲しいなぁと思います。
我が子に一生ついて回るものですから、しっかり考え抜きたいですね。
手続きが終わったら、皆さんの参考になるようにレポートをあげたいなと思います。
では
コメント
はじめまして。
私も子供の名付けに後悔しており、改名を検討しています。
その中で戸籍に残ってしまうことが大きな悩みなのですが、そらひろさんご夫婦は、その点をどのように捉え、改名をご決断されたのでしょうか。
コメントありがとうございます。
後悔を一生抱えて生きるのと戸籍に残ってしまうことを天秤にかけた結果、改名に至りました。
あくまで個人的な意見ですが、戸籍に関しての考えは以下になります。
・戸籍見る、見せる機会なんて人生に何回あるのか
・戸籍に残っている事で人生に悪影響があるのか
・自分または知人ががその立場になったとして「そうなんだ」程度の印象しか抱かないと思われる
よければご参考ください。
早速のご返信ありがとうございます。
戸籍に対する考え方、参考にさせていただきます。
また、差し支えなければ、改名に対するご親族、友人、会社の人の反応はどのようだったか教えていただくことは可能でしょうか。
よろしくお願いします。
親族にはサラッと言って簡単に理由を説明して終わりました。
マイナスなイメージというよりはもっといい名前が思いついたから、とかプラスの方向で伝えるといいかもですね。
友人、会社の人にはこちらから特に言っていません。
SNSとかはしれっと投稿を編集しました笑