どうも、仕事人間を卒業して家庭との両立を目指すそらひろです。
この度、めでたく私たち夫婦の間にできた子供が、無事に誕生しました。
コロナ禍のせいで、病院では待機できず、立ち合いは産後15分のみ。
緊急事態時は、そのわずかな立ち合いの時間すらありませんでしたから、少しだったとしても、2人の姿をこの目で見れたことはとてもありがたかったです。
分娩室に入った時は、グッタリした妻の姿と敷いてあったタオルに染み付いた血が、出産の大変さを物語っていました。
そうしてその奥には、まだ臍の緒がついたままの赤ちゃん。
小さな体で手足を動かしている姿を見て、自分が親になった事を改めて教えられました。
赤ちゃんと妻。
2人とも、本当に頑張って産んで、産まれてきてくれました。
ありがとう。本当にお疲れ様です。
出産時の旦那の無力さ
さて
そんな壮絶な出産なのですが…。
旦那である私たち男とはいうと…。
本当に何もできず、無力なんですね…。
コロナ禍のせいで、立ち合いの時間がほぼなかったということもありますが。
そうでなくとも、やっぱり旦那ができることって本当に限られています。
手を握るなど、メンタルとしてのサポートはできるものの…
壮絶な出産現場を目の前にしたら、この場での自分の無力さを痛感させられます。
妻の妊娠が分かった時、私の兄弟ライングループで「立ち会いした?」と質問したことがありました。
すると、姉からこんな返事が。
![](https://sorahiro-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3082-639x1024.jpg)
いや、めっちゃ怒ってんじゃん怖いよ。
このボロクソな旦那評価を見て、私が立ち会いに対して少し怖気付いたのは言うまでもありません。
出産後も妻は大変
出産後は入院
無事出産を終えた後は、母子は病院でしばらく入院です。
お母さんは大きく傷ついた自身のリハビリをしつつ、3時間おきに赤ちゃんに授乳をしなければいけません。
ここでも、お父さんである私たちは恐ろしく無力です。
おっぱいは出るわけないですし、遅くまで病院にいることはできません。
さらに私の場合は、コロナ禍の影響で面会もできず、差し入れも直接することはできませんでした。
退院後は絶対安静
お母さんの出産後、身体が元の状態に戻るまでの期間(産褥期)は6〜8週間と言われています。
その期間中(特に前半)は絶対安静で、家事などをするのは体への負担が大きく、危険です。
ですから、この期間中は引き続き自身のケアと、赤ちゃんへの授乳に全力を注がなければなりません。
![](https://sorahiro-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/hallway-g1055ee61a_1280-1024x682.jpg)
無力だからこそ、できる事をしっかりと
こんなふうに、お母さんになる妻の過酷さに比べると、旦那側は無力な部分が多いです。
でも、できることはあります。
だからこそ、できる事をしっかりやりましょう。
そこで、出産前から、出産後妻の入院中と退院後まで
それぞれの期間に、私たち旦那ができる事を、ここに挙げていきたいと思います。
どうすればいいか、不安に感じてる世の旦那様の参考になれれば幸いです。
【出産前】陣痛が始まったら何をするか話し合い、準備しよう
陣痛が起きた時のシミュレーションを
陣痛は、私たちの都合に合わせてくれません。
臨月に入ったら、いつ始まるかはわからないのです。
ですから、必ず夫婦で事前のシミュレーションをして「その時どうしていいかわからない」という事がないようにしましょう。
・出産時の荷物はどこに準備してあるか
・陣痛タクシーの手配はどうか
・陣痛が始まったら誰に報告をしてほしいか(妻側のご両親など)
といった事を、事前に打ち合わせておきます。
![](https://sorahiro-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/estee-janssens-zni0zgb3bkQ-unsplash-1024x684.jpg)
用意しておくもの
上記にもありますが、陣痛が始まる前に用意しておいたほうがいいものがあります。
忘れずに、購入や手続きをしておきましょう。
陣痛タクシー
これは迎えに来てもらう場所と分娩病院、出産予定日を事前に登録し、陣痛が起きた時に円滑にタクシーに迎えに来てもらうサービスです。
陣痛が始まると、普通に歩くのも困難になります。
迅速にタクシーが到着できるように、ぜひ手配しておきましょう。
![](https://sorahiro-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/taxi-g4c4bcf648_1280-1024x682.jpg)
出産&入院セット
出産の後はお母さんと赤ちゃんは、数日間を病院で過ごします。
陣痛が始まってから、荷造りをするのは辛いですし、忘れ物があったら大変です。
着替えや必要書類、お腹が空いた時用の食べ物などを、事前に準備してひとまとめにしておきましょう。
【陣痛&出産時】いつ連絡が来ても大丈夫にして、できる限りのサポートを
ここでは、夫婦が一緒にいた場面で陣痛が始まったとしてお話ししていきます。
ウチの場合、妻は等間隔で動けないほどの痛みに襲われていたので、一緒にいる時に陣痛が始まってくれて本当によかったです。
陣痛と判断したら病院へ
さぁ、いよいよ陣痛が始まりました。
まずは陣痛かどうかを判断する必要があります。
ですので、タイマーや陣痛カウンターのアプリで痛みの間隔をチェック。
当の本人は、痛みでそれどころではないので、私たちが手伝ってあげましょう。
病院に連絡して「来てください」と言われたら、陣痛タクシーを呼びます。
【自分はコロナ禍で自宅待機に…】できる限り妻のサポートをしよう
残念ながら私の場合は、コロナ禍の影響により、病院まで送ったら連絡があるまで自宅待機となりました。
ですので、この場合のアドバイスというのを詳しくすることはできません。
奥さんへの声かけや手を握るといった、精神的な支えが主になるのかなと思います。
今後の夫婦関係にも影響がありそうなので、間違ってもスマホばっか見てたりしてはダメですよ?
![](https://sorahiro-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/jonas-leupe-vfanNM5NtuQ-unsplash-1024x683.jpg)
【入院時】お迎えと手続き書類の準備を
最低限の家事はできるように
一応書いておくかということなのですが…
自分の家の事くらいは、できるようになっておきましょうね。
奥さんが帰った時に、家が散らかってたらゲンナリされる事間違いなしです。
できる限り連絡を取り合う
出産の喜びはもちろん大きいです。
ですが、産後のお母さんはホルモンバランスが崩れているため、メンタルが乱れがち。
入院の慣れない環境による孤独感。
体にまだまだ残る強い痛み(椅子に座ることさえ、とても痛そうでした..)
これからの始まる育児に対する不安など、心が弱まる要素がどんどん重なっていきます。
そんな時、支えになってあげるべきなのは、もちろん私たち旦那です。
直接会えることはできないかもしれませんが、今の時代はスマホでやりとりができます。
メッセージや、可能ならビデオ通話などで、離れていても奥さんのことを元気付けてあげましょう。
できるだけ、メッセージを返信送できる準備を整えておきます。
赤ちゃんお迎えの準備を
この期間が終われば、家に赤ちゃんがやってきます。
ですので、お迎えの準備を完成させておきましょう。
この時期だったら、既に道具たちは揃えていると思いますので、それらを使えるようにしておきます。
衣類は一度水通しして
ベッドのマットレスをひいて(ベッド自体の組み立ては1人だと大変なので、1ヶ月前くらいに2人でやっといた方がいいです)
![](https://sorahiro-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3995-1024x768.jpg)
沐浴用の浴槽を膨らまして(バランスボールに付いてた空気入れを使いました。自力で空気入れるのは辛そう)
![](https://sorahiro-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3996-1024x768.jpg)
他にも哺乳瓶を洗っておいたり、おむつとお尻拭きを準備したりがあります。
スムーズなお迎えのために、是非やっておきましょう。
書類の準備
退院後には、必要書類たちが揃うので、各種手続きが可能になります。
退院後に始めてもいいのですが、今のうちに必要な届出は何か、把握はしておきましょう。
というのも、届出には期限があるものがいくつかあり、それを過ぎてしまうとペナルティなどの私たちが損するケースがあります。
今、思いつく限り挙げてみますと
・出生通知表
・出生手当
・児童手当
・健康保険
・医療証交付
・保険(入っていれば、出産のケースによる)
・住居管理会社への連絡
といった感じ。
ネットからダウンロードできる書類もありますので、プリントだけでもしといたらいいと思います。
![](https://sorahiro-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/pen-gad0f74efd_1280-1024x577.jpg)
おわりに
私は出産後に立ち会い、妻と子供の姿を見た時に「2人とも壮絶な経験をしてここまで来たんだろうな」というのが想像できました。
出産までの自宅待機から始まり、退院までのこの期間。
私が何かを直接手助けできるということは無く、無力を痛感しました。
だからこそ、帰ってきた時。
精一杯、体力を消耗した妻と、生まれたての赤ちゃんのサポートに励もうと思います。
パートナーや家族として、今は非常に大事な期間が続いています。
この時期における衝突やいざこざは、後の関係にも大きく影響すると、本や先輩家族の話からよく出てくるものです。
大切な家族のために、自分ができる事をやるだけ。
この記事が、同じ時期を迎える旦那さんの参考になれば幸いです。
これからも旦那目線から、子育てについて発信していきますね。
では
コメント